知田工房は、創業70年二代続く石川県唯一の獅子頭専門工房です。
全国の施設や神社、地域の祭礼用獅子頭など500頭以上の獅子頭を制作修理してきました。
当工房では、繊細で小さなアクセサリーから日本一大きい一木彫りの巨大獅子頭まで制作しています。
町会・獅子頭保存会の祭礼用獅子頭を新作したり、人生の節目のお祝い(結婚・出産・節句・新築・初老・還暦・開店など)などの色々な用途獅子頭や様々な神社や施設に獅子頭を奉納してきました。
知田工房の獅子頭は、地元霊峰白山麓の桐材を原木に、年期を積んだ職人が一刀一刀心を込めて彫りあげる完全手作りの獅子頭です。
受注を受けてから大きさにあった木を探し、長い年月の間生命を蓄えてきた木の中に眠る獅子を掘り上げます。そして、色つけまで一つ一つ手作業で行なっております。
全ての獅子が違った顔をしており個性があります。
獅子頭の新規制作のみならず、知田工房で制作したかどうかに関わらず、修理も全国よりお受けしております。
獅子頭の修理制作は、歴史ある知田工房の熟練した経験と技術におまかせください。
加賀獅子頭は1583年(天正11年)、初代加賀藩主前田利家公が金沢城に入城した際に盛大に行われたお祝いの獅子舞が由来とされています。
それ以降の隠れた武芸奨励策として盛んになりました。
現在でも石川県では、獅子頭も各町に一基守護神として大切に保存され、町の誇りでもあり、たくさんの町会で祭礼に獅子舞を見ることができます。
また、獅子頭は災難を食い止め、一声で万物を畏服すると云われており、魔除け・厄除けの守り神として床の間や玄関などに飾られたり、縁起物としてお正月やお祭りはもちろん、各種のお祝い(新築・結婚・出産・節句など)に用いられ、縁起の良い置物として年間を通して親しまれています。
しかしながら、400年の歴史のある加賀獅子頭制作は後継者も少なく稀少伝統工芸となっております。
知田工房は、加賀獅子頭の伝統を守り、石川の、そして全国の獅子を守り受け継いでいきたいと切に願っています。
当工房では、制作修理のみならず、伝承活動にも力を入れております。
地域の活動に参加したり、講座やワークショップも行なっています。
講座やワークショップのご希望・ご依頼ございましたらお気軽にお問い合わせください。
2021年12月 来年の干支の彫り物【寅】がオンラインショップで販売開始しました。
2022年干支 寅の彫り物は、当工房の知田大芽が一刀一刀心を込めて彫りました。縁起物の干支で新たな1年のスタートはいかがですか?
2022年 3月8日〜3月14日(月)最終日午後4時終了 鹿児島 山形屋 物産展「第32回 加賀百万石のれん市」に出店中。
2022年 4月19日〜4月25日 札幌 丸井 物産展に出店します。(詳細は後日掲載します)
願い事獅子頭は、小さい置物タイプの獅子頭です。
洋風のお部屋にも合うようにシンプルな顔つきで手のひらサイズのため置き場所を選びません。
加賀友禅の台座に乗り、お守りとして小さな木の札を咥えさせることができます。
木札八種類(合格祈願、商売繫盛、安産祈願etc...)付きで
加賀獅子頭が咥えた願いが叶うとされています。
家の守り神のような獅子は、家族のストーリーを見守ります。
出産祝いや受験生のお守りに贈られるなど、ギフトとしても喜ばれています。
加賀獅子頭は、地元霊峰白山麓の桐材を原木
に、年期を積んだ職人が一刀一刀心を込めて
彫り上げる、完全手作りの獅子頭です。
受注を受けてから大きさにあった木を探し、
長い年月もの間生命を蓄えてきた木の中に眠る
獅子を彫りあげます。
職人が一つ一つ手作業で、木を削る作業から
色つけまでを行なっております。
全てが違った顔をしており、自分に似ている
獅子を見つけられる方、ご家族の面影を感じ
られる顔を求められる方、毎年違った小さな
獅子をお守りとして買い求められる方など、
様々なお客様にご購入いただいております。
【獅子頭職人】二代目 知田 清雲
父、初代清雲の修行の元、獅子頭職人となり
約45年です。
霊峰白山の麓の桐の原木から獅子を彫る、という仕事は、何年も受け継がれてきた伝統や人々の歴史を繋いでいることでもあり、獅子を扱われるお客様の世代が変わっていく姿を見ると、加賀獅子職人として感慨深いものがあります。
石川県の獅子や県外の獅子を、これからも
守っていきたいと思います。
今年の春から、木彫刻の修行を終えて帰ってきた息子が、私のもとで獅子頭の修行中です。獅子頭制作・修理など沢山の事を伝えていきたいと思います。